8月15日(水)

朝、小説。

仕事。

山口で行方不明になった2歳の男の子が救出される。

発見したのは大分からやって来た78歳のボランティアの男。

上っ面ばかりのボランティアとは一線を画しているのが、その態度の端端から分かる。

この力強い老父を見ていると、何故だか敗北感を感じる。

それから、言葉の無力さ。

いや、そうではない。言葉は無力ではない。言葉を侮ってはいけない。

あからさまな手助けではなく、眼に、形に見えない、精神の救済を欲している人間がごまんと居る。

とはいえ、自分が何か力になれる、なんて傲慢な気持は更々ない。

ただただ、ひたすら書く、それだけ。今の自分はその程度のレベルにしかない。

 

 

8月9日(木)

朝、1時間20分小説。書き直しはじめた小説のタイトルは「霧の日曜日」。

9時から5時半まで仕事。

仕事、王子で現場立ち合い。なんだか真面目くさった現場の雰囲気に思わず笑いが込み上げてくる。